001 奇跡のレッスン

今年でコーチ7年目のσ(^_^)です。息子と共に小学生の6年間を毎週末サッカー三昧で過ごしました。息子の小学校卒業を機に、今年度から低学年を担当することになりました。ここでは、実際に手応えのあった練習メニューや、少年サッカーに役立つ書籍や番組を紹介していきたいと思います。

さて、1回目は少年サッカーで何を心がけて指導するべきか?について書いてみようと思います。

息子在籍時に先輩コーチに散々言われた事ですが、究極の指導は「サッカー小僧を育てること」。これに尽きます。チームで活動するのは、1週間の中で土日だけです。この活動の中だけで上達させるのは正直無理があります。でも、サッカー小僧にして、自分自身で練習したり、Jリーグや海外サッカーなどを見たりするようになると、ものすごい成長曲線を描きます。

努力は夢中に勝てない」という言葉もあります。これは、湘南ベルマーレのコンセプト「たのしめてるか」にも通じる言葉です。

義務感[やらなければならない]
 ↓
努力[成し遂げるための工夫をする]
 ↓
好き[どんどんトライできる]
 ↓
夢中[我を忘れるほど没頭できる]

ということなんですが、これも端的に言うと、サッカー小僧を育てようということだと思います。

では、どうすればサッカー小僧に育てられるのか?

2014年にNHKで放送された「奇跡のレッスン~サッカー編 ミゲル・ロドリゴ」がとても良い教材だと思います。フットサル日本代表監督も務めたミゲルさんが、1週間だけ少年サッカーチームを指導するのですが、言葉1つで子供たちがみるみる変わっていく様は、非常に勉強になります。

コーチング」が大事というのは周知の事実だと思いますが、実践するのは難しいものです。教えすぎると考えなくなりますし、安易に褒めても子供は納得しません。”絶妙な声がけ”は永遠のテーマなんだと思います。それから、低学年はまだコーチの話が聞けなかったり、いたずらしたり、ちょっとうまくいかないと泣きだしたり…良い一面が見られた時は、そこを全力で褒めてあげればいいのですが、そうでない時はどうすれば…そんな悩みもありますよね。そんな時は「無視」が正解のようです。「飴と無視」。この辺も言うは易し行うは難しですが、毎日、自問自答しながら少しでも良い指導が出来るように頑張ります!

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