006 「2-3-2」と「3-3-1」

σ(^_^)の所属する少年サッカーチームは12月3週間連続の試合でした。コロナ禍で今年初めての招待試合でしたので、これまでの練習の成果を計るには、例年よりかなり遅くなりました。最近取り組んでいる「マーク」「コンビプレー」を出せるか?がテーマでした。結果はチャレンジは評価出来るものでしたが、勝率は4割くらいかな。という戦績でした。原因は、いくつかありますが、その1つにフォーメーションがあったかなと思いましたので、今回取り上げてみました。

息子の代は、割とボールを蹴れる子が多く、どんどんデュエルを仕掛けるので、攻撃的な「2-3-2」を採用していました。σ(^_^)が湘南サポーターということもあり、子供たちをスタジアムに連れて行って「湘南スタイル」を見せていたこともあり、そんなゲーム運びをするチームでした。今年は、コロナ禍でスタジアムになかなか行けず、且つ、湘南も監督交代で苦悩の時期を迎えていたこともあり、お手本となる試合を見る機会がなく、子供たちもどうしていいか悩んでいる印象でした。(コーチ失格ですね…^^; やはり普段から試合と同じピッチの広さで練習出来ないのは痛い…)とりあえず、息子の代と同じ「2-3-2」で臨みましたが、コンビプレーがなかなか見られない状況に陥りました。

「2-3-2」はCMFが肝で、全てのポジションのフォローに行けるバランス感覚が優れた子が必要です。σ(^_^)のチームは、個人技重視ということもあり、基本的にフォーメーションの練習はしません。それが故に、オフザボールをどう動けばいいのかわからないんですね。結局、相手の圧に押されてズルズル下がって失点。というパターンが多かったです。

では、どうするか?考えたのが「3-3-1」です。σ(^_^)のチームは先に述べたように攻撃的なフォーメーションにしてもズルズル下がってしまう傾向があるので、ならば最初から守備的にしてみよう。攻撃はカウンター狙い。「スペースにパスを出せばチャンスになるよ。」ということを覚えるにはわかりやすいフォーメーションだと考えました。

これが功を奏しました。パスは人(足元)に出すのではなく、スペースに出すということが理解出来たようで、決定機をたくさん作れるようになりました。最後のキーパー1 vs 1に課題を残し、勝率は伸びませんでしたが、明らかに狙いを理解したサッカーが出来るようになりました。σ(^_^)のチームはちゃんと蹴れる子が少ないので、フォーメーション云々は時期尚早ではあるものの、手応えを得るということは子供たちのモチベーションに直結するのでとても大事なことでした。

「3-3-1」をベースに、徐々にオフザボールを覚えて「2-3-2」へ。連携したプレーが出来るように精進です。止める・蹴る。ドリブルとパスの判断。多くの要素をレベルアップする必要がありますが、子供たちの成長を目の当たりに出来るのは非常に楽しいです。2021年も頑張ります!

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