007 2ボールミニゲーム

σ(^_^)の所属する少年サッカーチームは、園児、1年生、2年生が1つのグループとして活動しています。この日は、雨予報だったので園児はお休み。1年生の一部は試合でしたので、1年生の一部と、2年生の合計20名での活動でした。

低学年の1年間というのは、体格的にも運動神経的にもかなり大きな1年で、同じメニューで練習するには、気を遣う年代です。一緒になって楽しめる、しかも、各人が成長出来るメニューはないかな?と考え、練習時間、練習場の広さ、子供の人数、コーチの人数など、諸々考慮して考案したのが、「2ボールミニゲーム」でした。

「2ボールミニゲーム」はミニゲームをボール2つで行うというもので、通常よりもピッチを大きめに取って、大人数で行うミニゲームです。この日は、1年生10名、2年生9名、お父さんコーチ6名でしたので、それぞれを半分にしてチームとしました。(つまり、1年生5名、2年生5名、お父さんコーチ3名のチームを2つということになります。)

ルールは、ケースバイケースで臨機応変に対応して頂ければ良いと思いますが、この日は、片方のボールがゴールしても、もう片方のボールはプレイオン。キックオフはセンターサークルから。キーパーあり。大人シュートなし。としました。

このメニューは、この学年では初めて行ったので、どんな効果が出るか少し不安もあったのですが、大いに盛り上がりました!効果も沢山ありましたので、ご紹介します。

まず、声が出ます。ピッチが大きいので、味方に要望する時は、大きな声を出さないと届きません。またボールが2個あるので、攻撃・守備が目まぐるしく入れ替わる為、1つのボールは攻撃出来ていても、そっちに気を取られていると、他方のボールが攻撃されるということになり、声を掛け合わないと、どっちかが疎かになってしまいます。σ(^_^)の感覚ですが、普段の3倍くらい声が出ていたんではないかな?と思いました。

次に、常に集中するようになります。ボールが2つあるので、どちらかがゴールになっても、もう1つのボールは動いているので、集中を切らす暇がありません。(笑) 1年生も2年生に臆することなく、どんどんボールにチャレンジしていました。

3つ目に、周りを見て考えるようになります。これもボールが2つあることが要因になりますが、今、ボールがどこにあるか、攻撃状態なのか、守備状態なのか、自分のいる位置を考えて、どっちに参戦すべきなのか?を考えるようになります。また、2年生はどこにポジションを取ればフリーになるのかを考えているようでした。お父さんコーチがいるので、遠い場所からでもボールが出てくるので、フリーになった後、声を出してボールを呼込んでいました。

なかなか忙しいメニューで、お父さんコーチも結構楽しめていました。(これも大事!)実力差、体格差がある低学年の中でも、個々を伸ばして、且つ、楽しめるいい練習メニューでしたので、みなさんもぜひお試しください!

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