011 ゲートドリブル

先日受講したD級コーチライセンスの実技で紹介して頂いた練習メニューですが、実際に1、2年生に実践してみたら、大好評だったのでご紹介します。

コーンゲートを用意して、そこをドリブルで通過する練習メニューです。ルールは、攻撃チーム、守備チームにわかれ、攻撃チームは、コーンゲートをドリブルで通過する。守備チームは、コーンゲートを通過されないようにディフェンスする。制限時間で攻守交替。より多くのゲートを通過したチームの勝ちというものです。

守備側はボールを奪ったら、遠くへ蹴りだします。攻撃側は蹴りだされたボールを取りに行って再開するのでタイムロスになるので、なるべく奪われないように頑張らないといけません。因みに、攻撃側は同じゲートを連続で通過するのはNGです。

ポイントとして、コーンゲートの数よりも守備人数を少なくするようにします。必ず、どこかにフリーのゲートを作ることで、攻撃側はドリブルしながら、どこが空いているか探すようになるので、ヘッドアップが期待出来ます。守備側も、どう守るか?を考えることになり、中間ポジションを取ったり、周りを見たり、声を掛け合ったりすることが自然発生します。また、守備チームよりも攻撃チームの人数を多くするのもポイントです。人数を同数にしてしまうと、ボールを蹴りだした時に、守備チーム側が有利になるので、考えないといけない要素が減ってしまうからです。

σ(^_^)のチームは人数が多いので、一度に大人数で練習出来るのも◎です。ドリブルだけを見ても、ヘッドアップの他に、ディフェンスとの駆け引きで、緩急を使ったり、抜いたりするシチュエーションも出てきますし、急な向きの変更、ストップ&ゴーなど、様々なテクニックを経験することが出来ます。何より、子供たちが本当に楽しそうにやっているのが印象的でした。「面白かった」「まだやりたい」そんな言葉がたくさん聞けました。

いろんな要素が詰まっていて、それでいて楽しい最高の練習メニューです。みなさんも是非!:D

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