2020 J1 27節 vs ヴィッセル神戸

マリノスに勝利し、今季初の連勝を飾った湘南。3連勝&6戦負けなしを目指して迎えたアウェー神戸戦でした。対する神戸は3連敗中。ACLも控える中、下位相手にしっかり勝って、雰囲気を良くしておきたいところ。

前半は、両キーパーのファインセーブの応酬でした。ここ2試合、クリーンシートが続いていたので、守備面は割と安心していたのですが、藤本の動きは厄介でした。ここで立ち塞がったのがGKの谷。中でも、石原広のバックヘッドのミスをかっさらわれて、谷と1対1になったシーンは、GKとしてのセンスが凝縮されていました。一度は前に出かけたものの、判断を瞬時に変え、重心を後ろに持っていき、シュートを打たれるギリギリまで我慢し、シュートを足に当てて失点を防ぎました。このプレーは凄かった!これが19歳のプレーかと唸らせれました。エルゴラに書かれていましたが、日々の練習の中で、誠一さんから「根っこをしっかりやれ」と言われているそうで、それが糧になっているんでしょうね。谷はG大阪からのレンタルですが、東口も好調だし、来年も湘南にいて欲しいなぁ。

0-0で前半を終えましたが、後半に入り指宿→中川の交代がありました。指宿はここのところの好調を維持しており、この日も惜しいシュートを2本放っていましたが、もっと前のプレスを強める意味で、中川と交代となりました。

この采配がドンピシャリ。サンペールが交代したというのもあり、湘南にゴールが生まれます。このゴールに至る一連の連携プレーが、THE 浮島 湘南スタイルでした。「チョップ・チョップ・アザーサイド」と言われるショートパスの崩しから、逆サイドに展開して仕留める一連のパスワークが、これまでの湘南では見られなかった、それでいて浮島監督が取り組んできたサッカーだったので、このゴールは本当にうれしかったです!

更に、ビックサプライズが!2018年のこのカードでプロ初ゴールを決めた齊藤 未月が、まさかの50m越えの超ロングシュートを決めました!今季はチャンスで決められないことが続いていましたが、前節に続き2試合連続ゴール!未月も波に乗ってきました♪

終わってみれば、2-0で3試合連続クリーンシート。6戦負けなし。J1での湘南の記録としては平塚時代を含め最長。クリーンシートでの3連勝は1995年振りだとか。浮島版湘南スタイルが成熟してきたこともあり、来季にも希望が見えてきました。残り試合で可能な限り勝ち点を上乗せして、いい形で来季を迎えたいところです。その為にも、谷、来季も湘南で!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です